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2013.02.25 Monday

tamiser kuroiso 

コーヒーミル

tamiser kuriosoの朝、いつものお気に入りミルでコーヒーを入れる。

左側は変圧器。


ワイン樽の栓

のんびりとした黒磯の一日が始まった。コーヒーを飲みながら、
友人の店(メゾン・グランデール)の展覧会で買ったガラス製のワイン樽の栓を眺めている。

栓の寄り

特許まで取った栓のようだ。ボルドーとも記されている。



2013.02.22 Friday

バレーシューズ

バレー沢山

パリで芝居を何度か観に行ったことがある。知人に招待されたシャイヨ宮での海老蔵襲名披露公演。
そしてオペラ座でのイリ・キリアン演出のモダンバレーを楽しんだ。
襲名披露公演の観客たちは何か違う盛り上がりで楽しんでいたように思え、やはり歌舞伎座で観る歌舞伎がいいなとつくづく感じた。それとは逆に、本場オペラ座で観るバレーはすんなりと心に響き馴染んだ。照明音響の絶妙な加減を心得えつつ、舞台空間の面積でなく体積を最大に引き出す演出のすばらしさに感動した。

バレーぶら下がり

店の壁にかかるバレーシューズを眺めるたびにオペラ座でのあの公演を思い出す。

バレー置き

薄いピンクのバレーシューズ 1960年頃 イギリス

お問い合わせはこちら。 
2013.02.20 Wednesday

様々な蓋

先日都内の蚤の市で見つけた大小様々な木の蓋です。コルク製はたまに目にするが今回は木製です。

形と表情を見てもらいたい。やさしい気持ちになれます。
日々の食事で使い込み、ナイフで傷ついた皿やボウルのすべてが美しい訳ではない。味ではない。

木の蓋引き

木の蓋寄り

木の蓋単体
2013.02.15 Friday

和ガラスのような。

オランダからやって来たコップです。
不純物も多く含まれ、かなり古いガラスです。
朝顔の花のようで、まるで和ガラスのようです。
2個あるので、対で桐箱に入れて、「阿蘭陀コップ」とでも味のある墨書きをしたら雰囲気抜群です。
遠い阿蘭陀を想い、日本酒を楽しんでもらいたい。

ガラス引き

ガラス上から

1800年代 オランダ 

高さ 約 9、5センチ 口径 約 6、4センチ 売約済み
高さ 約10センチ   口径 約 6、8センチ 売約済み

お問い合わせはこちら。

2013.02.13 Wednesday

絵になるボトル

何度も紹介はしているが、仕入れの際見つけると必ず買ってしまう容器。
狩猟用ライフルの玉を作るのに必要な鉛玉、黒煙火薬、コルク板などを入れておくボトルです。
たまに工具など専用道具もセットでまとめて買ってくれ!といわれることもあるが、僕はこれらのボトルだけが欲しい。
今回はいつもより大きめのボトルが混ざっている。
1927年12月のスタンプが押されているので、その頃に作られた物です。
異なるサイズ、色合い、形の3点がうまく解け合い、とても絵になる。


鉄砲缶引き

鉄砲缶寄り

鉄砲缶斜め class="pict" />



5缶セット ブリキ製 1920年 フランス 高さ22センチ(一番大きいボトル)

お問い合わせはこちら。

売約済み
2013.02.12 Tuesday

スノーアタック&雪中キャンプ

タミゼを大竹さんに任せ、タミゼクロイソをみどりさんに任せて
ひとり雪の中で遊んできました。
スノーアタック & 雪中キャンプ3日間。
前日の金曜日に電車で日本海を眺めつつ富山の Peter Ivy の家へ、買い出し準備をして翌朝5時出発。
飛騨高山の白川郷(朝7時マイナス13度)を通過して、長野県の飯田インター近くの
スーパーの駐車場にランドクルーザー仲間30台と午前10時に待ち合わせ。
約10キロの林道を走り抜けてゴール地点でキャンプをするという遊び。
夏場なら10キロ20分で走りきれる道のりだが、今回は簡単にはいかなかった。
午前10時出発。走り出して間もなく先頭車がストップ、4輪にチェーンを装着。
2分走っては止まり30分立ち往生、また5分走っては1時間立ち往生、多い時には2〜5時間待ちぼうけ。
進んでは止まりを繰り返し、その都度スコップ持って救援に駆けつけて雪かき、土砂崩れや雪崩によって
塞がれた箇所を前後の車が協力をして、プーリー、ウインチ、そして人力を駆使して突破するという
不眠不休の過酷な道のりだった。
翌日午後3時アタック中止決定!ゴール目前500メートル手前の9、5キロ地点で全員がリタイヤ。
そこまでの時間がなんと29時間!皆が途中のトンネルを抜けた広場に戻りキャンプする。
ランクル好きな30人と僕(雪中キャンプが目的)。
古いコールマンを使い灯をともし、火を焚いてうまいコーヒーを沸かす。そして
ステーキを焼くのを、車より何よりも楽しみにしていた僕には長い道のりだった。

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2013.02.07 Thursday

ピューター皿

※ 明日から長野へ4日間、富山の友人と古いランドクルーザーでスノーアタックをしてきます。
もちろん雪中キャンプです。
なので、僕は店にいませんが店は開いていますので、恵比寿界隈に来られた際はのぞいてください!
お待ちしております。

さてさて、本業の話です。

近頃、日本の蚤の市やインターネットで古家具やピューターについてやたらと17世紀と表示されているのを
目にする。僕の経験上、17世紀の物はそうはない。それらのほとんどが18世紀以降の物である。
落としてもそう壊れない金属製ピューターならまだしも、17世紀のガラスや家具はそう見つかる物ではない。

はい、そこで今回は17世紀のピューター皿を紹介します。
アンチモンを添加される前の鉛を使ったピューター皿です。

ピューター

17世紀 オランダ 直径 23センチ

ピューターを使った工芸品はイギリスが発祥といわれ、たくさんの鉛やスズがとれる鉱山があったのでしょう。中世からルネッサンス期の重要な輸出品となり、14世紀の中頃にはロンドンが世界一の生産地になったとのことです。
一般の人々が食器として使うようになったのは15世紀頃で、16世紀に入りフランス、オランダなど各地に工房が作られるようになりました。
そして、17世紀には最盛期を迎えます。その後18世紀に入るとドイツのマイセンで磁器の生産が始まり、次第にピューターは姿を消してゆきます。

ピューター ホールマーク
 
裏面にあるホールマーク。







2013.02.01 Friday

白磁の大鉢

食籠引き

幕末〜明治頃の伊万里焼の食籠だろう。
残念ながら蓋はない。どのような形だったのか見てみたかった。

直径 25、5センチ 高さ 13センチ

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食籠寄り