数あるそば猪口の絵の中で一番好きなのは、雨降り紋。
時代も古く1670〜1730年頃と短い期間にしか焼かれていないとのことだ。
僕の中では、しっとりとどこか江戸情緒を感じている。
近年作られた偽物も多く、発色が悪いもの、降りものが多かったりと、これぞというものはなかなか見つからない。
傷は多いものの十分満足なものを久しぶりに見つけることができた。
さっそく、先日友人宅で、この器でゆっくりと濁り酒を楽しんだ。
好きな器を持ち込んで酒を飲むなんて、もうオヤジだ。
銀直しの雨降り紋猪口 売約済み
金直しの雨降り紋猪口 売約済み