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2014.01.28 Tuesday

真鍮スプーン

真鍮スプーン1

記憶を辿ると10年前、麻布に店があった頃に初めて買った古いスプーンはこれだった。
「1700年代のスプーン!」と興奮したのを覚えている。今では1300年代のスプーンも扱うようになった。
古物店は、何を扱うか未知なところが面白い。
たまに見かけるこのスプーンは真鍮でできており、ほとんどと言っていいほど左側がすり減っている。
(今回の物は、そんなにすり減っていない。)
物によっては、使いすぎて三日月のような形になってしまったのものもある。
今回8本見つけたが、そこまですり減った物はなくコンディションがいい。
使うとなるとこのぐらいがとても良い。我が家では紅茶の茶葉をすくうのに重宝している。
その昔、食卓で普通に使われていたのだろうか?
このスプーンに限って、なぜここまですり減るほど使うのかと見つける度に疑問に思う。
ある業者は、これはノルマンディーの物で、教会で儀式に使うからすり減っていると言っていた。
本当かどうかはさておき、ヤスリのようなざらざらの皿にスプーンをすりあて飲み続けない限りここまですり減らない。
庶民の食事と言ったらスープとパン、長い年月がこうさせたのか?それとも宗教儀式なのか?

長さは、17センチから19センチ。残り4本。

さあ、みなさんどうぞ、キープオンイーティング!(ちなみにスープは飲むではなく食べるが正しい)


真鍮スプーン2

真鍮スプーン3
フランス 1700年代
2014.01.21 Tuesday

3尺の薄い棚

薄い棚1

囲炉裏端に置かれていたのか?
真っ黒である。

大正から昭和にかけて作られたシンプルな木棚を見つけた。

薄い棚2

すべての板材の厚さは、わずか9ミリ。わざわざ組み込んである。
棚板を取り付ける際、簡単に両脇から釘で打ち込むよりも、溝を彫り組み込む方が作るのが楽なのか?
後に生じる縮みによるひび割れや歪みに考慮した作りなのだろう。繊細で丁寧。
単に材料節約で薄板を使ったであろうが、今の時代にはモダンにみえる。


薄い棚3

幅 90センチ 高さ 80センチ 奥行き 28センチ
売約済み
2014.01.14 Tuesday

マッシュルーム

ポンチ1
ブラウンマッシュルームを栽培しているようだ。

ポンチ2
これは、革や紙などにナンバーを打ち付けるポンチ。

ポンチ3
売約済み
1880〜1930年 オランダ 
箱サイズ 12、5センチ 15センチ 8、5センチ
2014.01.08 Wednesday

瀬戸の花入れ

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

昨日から仕事始め、初日早々沢山のお客さんが来てくれてビックリしました!
ありがとうございました。幸せな年になりそうです。
今年もどんな物に出会えるか?今から楽しみです!

さてと、今回の商品は、瀬戸の白磁花入れです。

白磁花入れ1

白磁花入れ2

白磁花入れ3
伏せて焼いたようで、上面に釉薬はない。

白磁花入れ4
白磁掛け花入れ 昭和初期 高さ 約19センチ 幅 8センチ 奥行き 3センチ
売約済み

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